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採用と不採用について

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「これはイケる」と思った面接が不採用だったり、「きっとダメだな」と思った面接で採用通知が来たり、という「どんでん返し」的な結果というのは意外と多いようです。

特に、面接官と話が弾み、つかみはよいと思ったのに不採用だったというケースが多いようですが、これについては理由は簡単。
「話の盛り上がりが採用の合否を左右するものではない」ということに尽きます。
どんなに話が盛り上がっても、企業が求めるスキルを持ちあわせていなかったら、当然ながらスキルを持っている人を採用しますよね。もちろん、人間性を重視で採用するという企業も多いですが、人間性と話の盛り上がりはまた別もので、採用担当の人はその辺リについてはかなりシビアな視点で選考しています。

逆に採用された例では、とある企業の中途募集に応募した方が、一次面接と二次面接を受けたそうです。
同業他社への転職で、これまでのスキルを活かして即戦力として活躍できる自信があったAさんは、一次面接では自己アピールもしっかりとでき、これならイケると思いました。

その通り伊地知面接の結果は合格、二次面接はその部署の部長との面接なので、ここさえクリアすればもう大丈夫だと安心して出かけたそうなのですが、その部長がかなり強面で威圧感のある人だったそうです。
一次面接ではすごく物腰の柔らかい方が面接されたので、驚きと共に萎縮してしまったAさんは、その人に質問されたことに満足に回答することができませんでした。

技術的なことを聞かれ、もちろん知っていることなのに、緊張してうまく話せなかったり、少しどもってしまったりと失敗ばかりの二次面接で、「せっかく一次には受かったけど、もうこれはだめだな」と思ったそうですが、2週間後にメールで採用通知が届きました。
これには自分でも驚きましたし、どうして大丈夫だったのかもわからないそうですが、無事転職を果たしたAさん。
その部長さんは、顔は強面だけれど実際はかなり穏やかな方で、今も快適な環境で仕事ができているそうです。

このように、自分では判断できない結果になってしまうこともありますが、採用する側はきちんとその人の人間性やスキルなどを厳しい目で見て審査していること、話の盛り上がりが採用に繋がるとは限らないということを踏まえた上で面接の流れについて把握することで、「どんでん返し」を防ぐことはできると思います。
面接後の、予想の参考にしていただければ幸いです。


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